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◆◇ 黄泉全体図
※ ワンクリックで常世各処へ飛べます ※
2010 - present
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三途の川
さんずのかわ
現世で亡くなった者が三途の川を渡って黄泉へとやって来る。不思議なもので気付いたら小舟に乗っているらしい。
稀に現世で悪さをして地獄流しにあった人ならざる者や、現世から常世への移住希望の善良な人ならざる者が渡って来ることも。
賽の河原
さいのがわら
三途の川岸にある船着場となっている河原で、いくつもの石積みが並ぶ。
迎え鳥居
むかえとりい
常世への移住希望者を歓迎する意味で建てられた鳥居。
賽の河原の手前にある。
彼岸桜
ひがんざくら
賽の河原近くにある大きな桜の木。常世の宮の大桜とは対で、黄泉の彼岸桜と呼ばれる。
早くに亡くなってしまった小さな子供や生まれることのできなかった命を供養するために立っていると云われている。
八寒地獄 はちかんじごく
八寒地獄統括処
はちかんじごくとうかつしょ
閻魔殿
えんまでん
黄泉の泉 よみのいずみ
地獄温泉 じごくおんせん
審判処
しんぱんしょ
八大地獄 はちだいじごく
八大地獄統括処
はちだいじごくとうかつしょ
送り鳥居 おくりとりい
渡り橋 わたりばし
千本鳥居
せんぼんどりい
獄卒宿舎村
ごくそつしゅくしゃむら
三途の川 さんずのかわ
賽の河原 さいのがわら
迎え鳥居 むかえとりい
彼岸桜 ひがんざくら
◆◇ 黄泉各処
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アンカー 1
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審判処
しんぱんしょ
閻魔の化身とされる地蔵菩薩を祀つる御殿。ここで亡者は地獄行きか転生待ちかを審判を下される。
閻魔殿とは地下で繋がっており、地獄裁判待ちの亡者や現世で悪さをした人ならざる者を地下牢に収容している。
アンカー 2
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閻魔殿
えんまでん
閻魔である昏鬼やその側近が暮らす住居と仕事場のふたつに分かれる御殿。
審判処にて地獄行きの審判を下された亡者や、現世で悪さをした人ならざる者を裁く地獄裁判が行われている。
これにより行き先の地獄の種類などが決まる。
常世への移住希望者に常世立ち入りの許可も出すところで、役所のような役割も持ち併せる。
裁きの間
さばきのま
亡者や現世で悪さをした人ならざる者を裁く地獄裁判を行なう広間。
中央後方に閻魔が腰を下ろし、その右前に司命、左前に司録が控える。
閻魔の魔境、浄玻璃鏡もここに置かれている。
浄玻璃鏡
じょうはりのかがみ
この鏡には亡者の生前の一挙手一投足が映し出されるため、いかなる隠し事もできない。
主に亡者が生前に犯した罪の様子がはっきりと映し出される。
もしこれで嘘をついていることが判明した場合、反省の色が見られないと判断し裁きを重くするらしい。
反対に、心から反省している様子が伺えるのであれば、少しは考慮されることも。
また、これで映し出されるのは亡者自身の人生のみならず、その人生が他人にどんな影響を及ぼしたか、またその者のことを他人がどんな風に考えていたか、といったことまでが分かるとも云われている。
アンカー 3
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獄卒宿舎村
ごくそつしゅくしゃむら
地獄で働く獄卒のために用意された宿舎。八大地獄と八寒地獄それぞれの獄卒専用に分かれており、八大地獄の獄卒宿舎は夏の気候、八寒地獄の獄卒宿舎は冬の気候と、得意な気候での暮らしとなる。
役職持ちはひと屋、補佐官はひと階、一般の獄卒はひと部屋と階級ごとに広さは異なる。
忙しい獄卒たちのために献立の豊富な大きな食堂も併設されている。
アンカー 4
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八大地獄
はちだいじごく
大焦熱・焦熱・大叫喚・叫喚・衆合・黒縄・等活・阿鼻の八つの地獄から成る。
灼熱の炎で地は乾き、木はあるものの一枚の葉もなく枯れている。
地獄ではメジャーな大釜などの炎系の地獄が目立つ。
東門
ひがしもん
八大地獄への入り口。
熱風や火の粉が外へ及ばない程の頑丈な造りになっている。
八大地獄統括処
はちだいじごくとうかつしょ
八大地獄行きの亡者とそこで働く獄卒を管理する。
書類仕事が主なため、処長と補佐官の書斎の他に給湯室や仮眠室などが設けられている。
アンカー 5
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八寒地獄
はちかんじごく
頞部陀・尼剌部陀・頞唽吒・臛臛婆・虎虎婆・嗢鉢羅・鉢特摩・摩訶鉢特摩の八つの氷地獄から成る。
一面銀世界で冷たく凍てついた吹雪が吹き荒れている。
極寒な環境での仕事となるため、雪や氷系の獄卒が多い。
北門
きたもん
八寒地獄への入り口。
冷風や吹雪が外へ及ばない程の頑丈な造りとなっている。
八寒地獄統括処
はちかんじごくとうかつしょ
八寒地獄行きの亡者とそこで働く獄卒を管理する。
書類仕事が主なため、処長と補佐官の書斎の他に給湯室や仮眠室などが設けられている。
アンカー 6
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黄泉の泉
よみのいずみ
波黄泉のシンボルとも言える泉。転生待ちの魂が蛍のように水中や辺りを漂う。
黄泉の水が三途の川へと流れて込んで混ざり合い、とても大きな川を作り出している。
地獄温泉
じごくおんせん
渡り橋が架かる黄泉の川辺にある獄卒御用達の風呂屋。
地獄の湯、黄泉の湯、三途の湯、氷風呂と四種あり、氷風呂以外の三種は男湯、女湯、混浴と日替わりになる。
なお、氷風呂のみ時間帯によって男女が入れ替わる仕組み。
アンカー 7
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送り鳥居
おくりとりい
常世への移住者を歓迎する意味で建てられた鳥居。
渡り橋の手前にある。
渡り橋
わたりばし
黄泉の泉から流れる川へと架かる橋で、渡り橋からは宿舎や温泉なども見える。
現世に同じ名の橋が存在するらしい。
アンカー 8
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千本鳥居
せんぼんどりい
渡り橋を渡った先、黄金に輝くたくさんの曼珠沙華に囲まれた幾千にも連なる鳥居。
常世への玄関口となっており、通行には閻魔殿で発行される特殊な許可証がいる。
通行許可証には常時許可証と一時許可証があるらしい。
アンカー 9
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